ウィンドウショッピングは、英語をカタカナにしたものであり、昔から馴染みある言葉ですが、別の言い方や言い換え表現はあるのでしょうか。
本記事では、ウィンドウショッピングの語源や、言い換え表現、日本語に和訳できるかについてまとめました。
ウィンドウショッピングの語源
ウィンドウショッピングは、英語の “Window shopping” がそのまま定着した言葉です。
19世紀の技術革新
かつて、お店の商品は奥の棚にあり、店員に頼んで出してもらうのが普通でした。
しかし、産業革命によって「大きな一枚ガラス(プレートガラス)」の製造が可能になりました。
ショーウィンドウの誕生
通りに面した壁を大きなガラス張りにし、商品を美しく陳列する「ショーウィンドウ」が誕生しました(19世紀末〜20世紀初頭)。
ショーウィンドウが世界的にも日本でも一般に普及したのはここ数十年の話です。
ウィンドウショッピングという言葉が誕生
店内に入らなくても外から商品を眺めて楽しめるようになり、
「買うつもりはないけれど、ウィンドウの中を見て楽しむ」という新しい娯楽が生まれ、
これを「ウィンドウショッピング」と呼ぶようになりました。

ウィンドウショッピングの日本語訳・和訳はある?
ウィンドウショッピングの和訳は、直接的なものは存在しません。
似たような言葉で「冷やかし」というものがあります。
「冷やかし」は、江戸時代の紙漉き職人が、紙の原料を冷ます待ち時間に、遊郭などをただ見て回っていたことが語源という説があります。
ウィンドウショッピングの言い換えや類義語はある?
直接的な言い換え表現はありませんが、似たような言葉についてまとめました。
下見
下見は、「今日は買わないけれど、未来の購入のために見る」といった意味を持ち、ウィンドウショッピングよりはやや「目的があって見ている」ニュアンスになります。
リサーチ / 市場調査
「トレンドのチェック」「価格の調査」といった知的活動のニュアンスを含みます。
街ブラ・街歩き
「ブラブラする」といった散歩に近いニュアンスですが、街ブラだとカフェに立ち寄ったりと言った印象があります。
雑貨屋巡り
雑貨屋巡りに限らず、〇〇巡りは、趣味嗜好が分かり、相手にも伝わりやすいニュアンスです。
ウィンドウショッピングは死語?
ウィンドウショッピングは死語ではありません。
ここ数十年で出来た言葉ですが、代替する言葉が今のところないからです。
また、近年はネットでウィンドウショッピングする人が増えました。
しかし、「ネットでウィンドウショッピング」する行動についても言葉が存在しません。
新たな言葉の台頭や、現在のウィンドウショッピングの形態が廃れると、死語になっていくことでしょう。
また、フランスでは、レッシュ・ヴィトリーヌ(Lèche-vitrines)という言葉がウィンドウショッピングに当たります。(直訳すると、「ショーウィンドウを舐める」です。)
世界的にも、ウィンドウショッピングは行動としてよくあることです。
まとめ:ウィンドウショッピングは世界的にも有名な言葉
ウィンドウショッピングに替わるような言葉は今のところなく、誰にでも通じる単語と言えます。
海外の人もウィンドウショッピングしていると思うと、文化が違っていても、人間変わらないものだと思いますね。
