ウィンドウショッピングの意味
ウィンドウショッピングとは、「買うことを目的としておらず、商品を見て楽しむこと」を意味します。
主に、ショッピングモールやデパートでショーウィンドウを眺めながら、いろんな服や雑貨といった商品を見て回ることを意味します。
買いたいものや、購買意欲はほとんどなく、情報収集自体を楽しむことが目的です。
ウィンドウショッピングのメリット
情報収集・リサーチになる
いろんな商品を見て回ることで比較検討ができ、すぐに購入しないのでじっくり考えることができます。
また、知らない商品に出会えるため、視野が広がることも魅力です。
「最近の流行はこんな感じなんだ」「こんな商品があるのね」と、会話や生活が豊かになる知識が自然と入ってきます。
気分転換・ストレス解消になる
普段は子育てや仕事で少なからずストレスを抱えており、ウィンドウショッピングは気軽にできてストレス発散になります。
好きな商品を見たり、おしゃれな洋服を見ることは、楽しい気持ちになり、リフレッシュ効果があります。
特に女性はショッピング好きが多く、買う気がなくてもいつか買おうと考えたり、見て回ることが楽しいのです。
ダイエットになる
大型ショッピングモールを歩いて回ることは、有酸素運動になり、ダイエット効果があります。
また、ウィンドウショッピングをしながら、楽しく散歩できるため、健康的で続けやすいです。
イオンモールでは、イオンモールウォーキングというモール内でのウォーキングを推奨しており、アプリやサイトページまであります。
衝動買いや無駄遣いを防ぎやすい
「買わない」と決めているため、その場での不要な出費を抑えることができます。
また、たくさんの商品を見ることは、意外と、選択肢が多すぎると選ぶこと自体を先送りしてしまう心理が働くため、買うところまでたどり着きません。
見るだけで満足するため、本当に欲しければ後日購入するので、衝動買いや無駄遣いを防げます。
ウィンドウショッピングのデメリット
購買意欲を刺激してしまう
その場では「買わない」と決めているものの、繰り返し商品を見たり、帰ってから思い出したりすると「購入したい」という気持ちにつながる商品もあります。
商品を何度も見ることは、単純接触効果により関心を高めてしまうため、「やっぱり欲しい」という気持ちにつながりやすいです。
特に気分が沈んでいる時やお給料が入った日などは、つい買ってしまうこともあります。
疲労や時間の浪費になる場合がある
歩き回ることで体力的に疲れたり、長時間にわたってウィンドウショッピングをすると、結局何も得られずに時間を費やしてしまったと感じることがあります。
健康を意識しない場合などは特に、別のことに時間を使えばよかったと後悔することもあります。
満足感で終わってしまう
「知った」「見た」という情報を得ただけで満足してしまい、そこから直接的に得られるものは少ないです。
メディアや自己啓発本などと同様、見ただけで満足して次のアクションにつながらないことは、一部の人にとっては意味がないと捉えてしまいます。
お店側の迷惑になることがある
接客が必要なハイブランドなどのショップなどでは、「お店で商品を見る＝購入する」ことがほとんどです。
そのため、何回も店に出入りして、購入しないお客さんは、「冷やかし」「迷惑」と捉えられることもあります。
ウィンドウショッピングしている本人にとっても、「これって迷惑なのかも？」とよぎることもあり、精神的にもよくありません。
そのため、大型量販店や広大な面積のあるお店など、場所は選んだ上でウィンドウショッピングをすることが推奨されます。
まとめ
ウィンドウショッピングは、楽しく健康的であり、経済的にもコストのかからない、気軽にできる行動です。
最近は、生活習慣病といった運動不足が招く病気も多く、ウィンドウショッピングは、健康を気にかけている人にお勧めの散歩方法です。
また、モールウォーキングといって、ショッピングモールを散歩することは、アメリカ発祥の健康法であり、海外でも人気の健康法です。
とてもオススメできる健康法ですが、場所は選んだ上で、周囲の迷惑にならない形で楽しみましょう！
